久しぶりの新刊が、衝撃的な展開を迎えてた!
待ちに待った、『新九郎奔る!』の新刊がようやく出たので購入。
2巻が出たのが去年の4月やから…
約9ヶ月ぶりの新刊!笑
『新九郎奔る!』は、パトレイバーで有名なゆうきまさみさんの漫画で、
主人公は、後に戦国大名の先駆けと言われた「北条早雲」こと伊勢新九郎盛時(以下、新九郎)。
物語は、戦国時代のきっかけの一つとなった、応仁の乱の勃発前から始まる。
新九郎の生まれた伊勢家は、足利尊氏の頃から室町幕府に使え、代々政所執事を務める名門。
(北条早雲は、元々貧しい身分から戦国大名にのし上がったと考えられているけど、実はエリート官僚出身であったと。((φ(・д・。)ホォホォ)
現当主は伊勢宗家の貞親(新九郎の父盛定の義兄)。
八代将軍足利義政と、その弟で次期将軍後継とされる、今出川殿(足利義視)兄弟の溝が深まり、
そこに、細川勝元率いる東軍と山名宗全率いる西軍の対立も結びつき、
いよいよ応仁の乱が加速しようとしていた矢先…
今出川殿が京から突然の出奔!!
新九郎の実の兄である八郎は、逃げる義視に付き従いたい、ともに逃亡。
義視の傍近くで仕える中で、忠誠心が芽生えた模様。(義に厚い人物だったんやろうなぁ~と(。'-')(。,_,)ウンウン)
比叡山へ逃げる義視一行。
追っ手の新九郎達の前に立ちはだかる八郎。
新九郎が、八郎を説得しようとしたその時…
え?
八郎、殺される。
3巻目にして急展開過ぎる~Σ(゚ロ゚;)
八郎、真っ直ぐで優しい兄やったのに…
しかも、妹伊都(新九郎の姉)の輿入れの日に、
叔父、伊勢盛景に討たれるという、
悲劇的な最期…(._."ll)
この盛景は、八郎と新九郎の父盛定の実の兄。
つまり、盛定にとっては、実の兄が息子の敵になるわけだ…
盛景は、八郎が義視の逃亡に組みしたことを謀叛と捉え、成敗したと言う。
一門のためとはいえ、やはり戦国時代の習いは厳しいなぁ~と感じた。
一方、兄が亡くなったことで、自然と跡継ぎになる運命となった新九郎。
家人に推され、一人前の主になることを決意するのであった。
北条早雲への第一歩。
頑張れ!新九郎!!!(๑•̀ㅂ•́)و✧